スノーシュー

スノーシューで雪山散策

スノーシュー


1.スノーシューとは?

近頃、冬になるとアウトドア雑誌によく登場するスノーシュー。簡単に言えば西洋かんじき、

雪の上を楽に歩くための雪上歩行具だ。年々ポピュラーな冬の道具になってきて、

最近は各メーカーからいろんな種類のスノーシューが発売されるようになった。

タブス、アトラス、MSRなど各メーカーから豊富な種類のスノーシューが発売されている

ので、体格や用途にあったものを選べば、雪の上を跳ねるように歩けるようになる。


2.スノーシューのいいところ

スノーシューの利点は、なんといっても簡単なこと。XCスキーのように練習の必要がない。

靴につけて、歩くだけだ。また、専用の靴を必要としないのも、いいところだ。僕は長靴、

ソレルのブーツ、スノーボードブーツなどを履いて使っているが、ビンディングやストラップを

調整すれば、どんな靴にもフィットする。

ほとんどのスノーシューにはつま先にアイゼンのような爪が付いているので、

登坂力に優れている。スキーは登りを苦手とするが、スノーシューはかなり急な坂でも

ガンガン登っていける。ストックを併用すれば、リズミカルに歩行できるようになり、

更に登坂力はアップする。


また、長さがそれほどなく小回りが利くので、林の中などスキーが取り回しに

苦労しそうな場所でも自由に入っていくことができる。持ち運びも軽量で長さがないので

簡単だ。雪原の散歩から冬山登山まで幅広く使えるスノーシューは、

とても楽しい冬の遊び道具だ。

冬山や冬季閉鎖の林道を歩いて温泉に行ったりもするが、メインの使用場所は

家の裏山だ。犬の散歩の時にスノーシュを履いて裏山を散策する。

裏山とはいえエゾリスに出会ったり、シカやキツネの足跡を追いかけたりと、

なかなか面白い。
だから、スノーシューは雪のある時期、ほとんど毎日のように使用する

日用品である。
スノーシューを大まかに分けると3タイプに分類される。


1.ウォーキングモデル

主に平らな雪面を歩く人向けのスノーシュー。つま先のアイゼンが一枚刃だったり、

ヒールクランポンがなかったりするが、そこそこの上り坂なら楽々こなす。シンプルな

構成だから、軽いし、価格も安い。初心者向けのスノーシューといえるだろう。


2.トレッキングモデル

長距離ツアーや山間部での使用を考えて、耐久性や登坂力を増したスノーシュー。

アイゼンが前後二枚刃になり、滑り止めのヒールクランポンを装備したものがほとんどだ。

荷物を背負うことも考えて、ウォーキングモデルより長さや幅が若干大きくなり、

適応体重が大きくなっている。更にハードな装備を施したバックカントリーモデルを

用意しているメーカーもある。


3.ランニングモデル

これは少し特殊なスノーシューだ。固く締まった雪面やスノートラックの上を走る目的で

作られたもので、日本では一般的ではないような気もする。

非対称なデザインやチタンを使って軽量化を計っている点などが特徴だ。

以上の3タイプの特徴を考えると、雪の上を歩くスノートレッキングに使用する場合に

選択するスノーシューは1か2になるだろう。

僕が使っているタブスのカタディンやアトラスのTHE1033はトレッキングモデルに属するが、

もちろん平地も歩けるし、山にも登れる。使用範囲の広さを考えれば、最初から

トレッキングモデルを買っておいたほうがいいかもしれない。

浮力の要である長さの選択は、体重や身長などの体格を考慮した方がいいだろう。

体重の重い人が短いスノーシューを使うと沈みやすくなるし、身長のない人が長い

スノーシューを取り回すのには苦労するし、バランスも悪くなる。また、

荷物を担ぐバックパッキングなどで使用する予定のある場合は、

体重プラス荷物の重さも考えてスノーシューを選択しなければならない。

適応体重はほとんどのメーカーのカタログに表示されているし、

ショップの店員に尋ねてみるのもいいだろう。

スノーシューは専用の靴などの必要がなく、特に他の道具の購入の必要はないが、

ストックはあったほうがいいだろう。XCスキーのポールなどを流用することもできるが、

携帯性のよい3ピースのテレマークスキー用のポールであればベストだ。

ストックがなくても歩行はできるが、登坂力を高め、疲労も軽減できるので、

長い距離を歩く場合は、必ず使いたい道具だ。

この冬、新しいアウトドアスポーツ、スノーシューで雪山散策してはいかがでしょうか・











































 

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