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ここでは、これから登山をはじめる方を対象に、登山に必要な道具についてお話します。
登山に関しては、道具が、体力、経験、危険をカバーしてくれるケースが多々あります。 勿論、安全に登山を行うためには、日々のトレーニングや 経験が重要ですが、道具を有効的に使い、より安全で、効率のよい 登山を目指しましょう。特に、これから登山をはじめられる方は、経験が少ないわけ ですから適した道具を使い安全性や効率性を高めましょう。それでは、 皆さんが最初に用意しなければならない「靴」「衣類」「ザック」 の三つについてお話します。この三つの道具は、直接、 身に付けるものですから最も重要な道具と言ってよいでしょう。 歩くことが基本にある登山では、靴の重要性は無視できません。 登山用品店へ行くと様々な種類の靴が並べられていますが、 大きく分けて靴底の「柔らかい靴」「硬い靴」 「とても硬い靴」の三種類に分類することができます。登山をはじめるにあたり、 最初に用意しなくてはならない靴は、靴底の「柔らかい靴」か「硬い靴」です。 「柔らかい靴」というのは、普段履いている運動靴の靴底と比べ、 ほとんど変わらない程度かやや固めです。「硬い靴」というのは、 運動靴と比べるとかなり固めです。「とても硬い靴」は、 手で曲げようとしても全くしならない靴です。靴底の硬さは、背負う荷物の重量で 変わってきます。荷物の重量が重くなればなるほど固めの靴をお薦めします。 靴底の硬さは、足首や膝への負担、 さらには腰への負担を和らげてくれると同時に安定性も増します。しかし、 靴底がしならないことから尾瀬 ヶ原や上高地のような平坦なトレールでは、 大変歩きにくく疲労の原因になることもあります。 男、女、年齢、体格によっても多少異なりますが、目安としては荷物の重さが 5キロ以下の場合は、「柔らかい靴」が歩きやすく適しています。また、 荷物の重さが20キロを越える場合は、「とても硬い靴」が適しています。 この他にも登山靴は、足首を安定させるためハイカットに なっていたり、靴底も岩や土の上で滑りにくいように工夫されています 次に、衣服ですが、これも大変重要です。登山、トレッキングウェアーは、 速乾性のあるポリエステル素材や、それに代わる素材が使用されています。 普段、私たちが着ている綿等の速乾性に優れていないものは適していません。 衣類が汗で濡れるぐらいどうって事はないと考える方も少なくないと思いますが、 実は、このことは、大変重大なことです。長い間、湿った物を身に付けていると、 体温が奪われ、体力を想像以上に消耗します。また、お腹を冷やし下痢や 腹痛の原因にもなります。汗をかいていないと思っていても、 衣服に湿気を帯びているだけで、秋や冬は体が温まりません。 このことで、体が動かなくなり遭難をするケースは少なくないので、速乾性のある素材を 身につけましょう。そして衣服を濡らすのは汗だけではありません。 どんなに速乾性のある物を着ていても雨に降られてしまっては防ぎようがありませんので、 天候の変わりやすい山では、レインウェアーも必ず携帯しましょう。 レインウェアーで重要なことは、透湿性があることです。ビニールカッパですと 体から出ている湿気を外に出せずに、内側がびしょびしょに濡れてしまいます。 雨に濡れなくても汗で濡れてしまっては同じ事なので、湿気を外に逃がしてくれる ゴアテックス等の透湿性の高いレインウェアーを用意しましょう。
最後にザックについてですが、体にあった物を選ぶことが重要です。勿論、 ファッション性、色、形など、気に入った物を選びますが、体にフィットすることが 最も重要です。特に重い荷物を担ぐ場合は、自分に合っているかどうか、 要するにバランスがよいかどうかで、体が感じる重さが違ってきます。 自分にとってバランスの悪いザックは、背負っている重量以上に重さを感じますので、 選ぶ時には中に物を入れ、膨らませた状態でしばらく背負って様子を見てください。 ザックの大きさはリットルで表します。 人によって異なりますが、目安は、日帰り登山なら20リットル前後、 一泊二日小屋泊まりなら30リットル前後、テント泊まりなら40リットル以上と 考えてください。 自然の中では、普段の生活からは想像がつかない環境や事態に遭遇します。 道具だけに頼るのは危険ですが、そうした、環境や事態を想定され開発された 道具をうまく利用し、安全に登山を楽しみ、レベルアップを図りましょう
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| 〔PR〕清里有機農業研究所 | |||||||||||||||||||||